声楽アンサンブル・オリエンスへようこそ

オリエンスは小笠原美敬氏を音楽監督に迎え、言葉を大切に自然な歌声で音楽を表現することを目標に活動しているアンサンブルです。主にルネサンス期から初期バロックにかけての多声楽曲を、その時代様式に相応しい音楽表現で演奏することを目指しています。

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第11回演奏会 我は黒し されど麗し は6月1日、日本ホーリネス教会東京中央教会にて無事に開催することができました。

パレストリーナのミサ ニグラスムを中心に、マグダラのマリア、黒いマリア信仰を絡めながら西欧の大衆の文化的歴史を音楽に見る一つの試みになっていたらと思います。

オリエンスとしては割と歌いなれた面のあるラテン語のミサやモテット以外に、フランス古語のシャンソンを歌うというチャレンジがありました。特にジャヌカンの鳥の歌はなかなかの難物でしたが、最後には大いに楽しみながら鳥の鳴き声を模倣し、辛口の歌詞を目配せしながら歌うところまで行ったような…気がします。

 

とこんな感想を書いているのは10月2日、もう4か月たってしまったんですね。

荒れ狂った酷暑の影響で、頭が仮死状態になっていたので、すっかり演奏会の報告を忘れてしまっておりました。

申し訳ございません。

私たちの次の旅はもう始まっています。

ずっと離れていたシュッツに戻ります。

シュッツ、シャイン、ハスラー、プレトリウスなど、ドイツ初期バロックの世界に邁進します。

第10回演奏会 オールバードプログラムは、2022年12月3日淀橋教会小原記念チャペルで無事終演いたしました。

心が落ち着かず、こちらのHPを全然更新しておりませんでしたことをお詫びいたします。

コロナの閉塞間に満ちた時間を私たちはバードを歌うことで歌いつないできました。

時にはパート一人にも満たない練習で、綱渡りのように活動しましたが、バードの音楽を血となり肉となるように学び、心よりその素晴らしい世界を敬意をもって愛するという時間になったように思います。

ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。

次回はPalestrina中心のプログラムになります。

第10回  演奏曲目      4声のミサ

             アヴェ・ヴェルム・コルプス

             ネ・イラスカリス・ドミネ

                                     ラメンテーション

             エゴ・スム・パニス・ヴィーヴス

第9回定期演奏会は、2018年12月15日(土)日本聖公会神田キリスト教会で開催いたしました。

久しぶりの神田キリスト教会、温かい聴衆の皆様に楽しんでいただけたらとの思いでした。

今回は初めて弦楽器も入り、クリスマスの曲を中心に演奏しました。

いつも盛りだくさん(過ぎ?)と言われるオリエンスのプログラムですが、今回もイタリアとドイツを網羅した9人の作曲家の作品を取り上げました。

今回は古橋・能登先生のフォンタナと、音楽監督小笠原先生のバスソロ、ブレーヴィの曲があり、お客様には楽しんでいただけたと思います。

アカペラで取り組んだスカルラッティ、意気込みは十分だったのですが、ちょっと混迷し、どうにか持ちこたえたスリル満点な演奏になってしまい、反省しきりです。一方、モンテヴェルディは、皆落ち着いて互いを聴きあいながらハーモニーを築くことが出来たとの感想を頂き、とてもうれしく思います。

最後は器楽との合奏で、念願のブクステフーデのクリスマス曲が演奏でき、ここでは歌っている私たちもクリスマスの喜びにみちた音楽をいとおしみ、楽しめたように感じています。

 

少人数で後期ルネサンス、初期バロックに重点を置いてこれからもいろいろと困難に遭遇するかもしれませんが、心を一つに頑張っていきたいと思います。ご来場いただきました皆様、心よりお礼申し上げます。

 

 

2018年7月7日(土)我孫子にて、小笠原先生が正指揮者を務める混声合唱団コールヴォンネ様の定期演奏会にオリエンスが賛助出演させていただきました。

オリエンスとしては初めて小編成のオケとご一緒させていただき、鈴木美登里先生はじめ上杉清仁先生、染谷熱子先生達の素晴らしいソロを間近で聴きながら合唱する贅沢な体験でした。

オリエンス単独のステージも場を用意していただき、モンテヴェルディのミサを一部歌いましたが、いつも教会でのアカペラなので慣れない一般的ホールにとても緊張してしまいました。

 

これから12月の定期演奏会に向けて、試行錯誤しながら準備をしていきたいと思います。

第8回演奏会は2017年7月22日(土)終了いたしました。

後期ルネサンスの作曲家パレストリーナ、ビクトリアの曲を中心にO Magnum mysterium等を取り上げました。

全曲アカペラでの挑戦でしたが、密度濃くアンサンブルできたとのご感想もいただけたので、それを励みにこれからも精進したいと思います。

いつも演奏会に素晴らしい彩りを頂いている能登先生古橋先生の珍しいスペインのルネサンスの曲がとても素敵で、ご来場くださった皆様にもお楽しみいただけたかと思います。

次回演奏会は来年7月7日我孫子のけやきプラザホールにて、混声合唱団コールヴォンネ様演奏会へのゲスト出演です。ヴィヴァルディのキリエ、グロリア、他を予定しています。

第7回演奏会は2016年4月23日(土)無事終了いたしました。ご来場いただきました皆様ありがとうございました。なかなか演奏される機会のない古バッハ資料の曲を中心に大バッハへの系譜と銘打って行いましたコンサート、研究者の方がたにもご来場いただき、緊張の中練習の成果をお届けいたしました。体調不良のメンバーも若干おり、思うとおりに行かないところもありましたが、小笠原先生の指揮のもと、また古橋先生、能登先生のお力も借り今できる精一杯の音楽をお届けしたと思います。さて、次回の演目はまだ決まっておりませんが、しばらくはパレストリーナのSicut Cervusを練習していく予定です。一緒に歌ってみようかなという方、どうぞ見学をお申し出ください。お問い合わせ欄からどうぞ!        2016.4.29

2015年4月4日に開催された第6回演奏会、シュッツのマタイ受難曲はエヴァンゲリストに中嶋克彦さんをお迎えして、新大久保駅に程近い淀橋教会小原記念チャペルで行われました。少人数でアカペラでの演奏、イエス役の小笠原先生、ピラトの中村康紀さんのほかはすべてのソリストを団員が演じました。

響きのよい祈りの空間で、緊張しましたが、素晴らしい経験となりました。


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